ある自然療法セラピストの独り言

結musubiの店主が実体験をもとにご提案する体と心と魂のための健康のアレコレ。

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トータルケアサロン結ができるまで その5

アロマのスクールに通い始めて

一番効果を感じたのはクラフトでハンドクリームを作った時。

超乾燥肌だったので、飲食業で働くとどうしてもあかぎれができるのです。

そのケアにと思って作ったのですが、

夜お風呂上りにクリームをつけて寝ると

翌朝の手の傷がふさがっていて、回復が早い!

 

回復が早いってすごくない!?

って感じたのがアロマの力を一番感じた瞬間でした。

これってすごい、とシンプルに思いました。

確か、ベンゾインといくつかの精油を使って作った記憶があります。

 

それからというもの

ますますアロマテラピーにのめり込むころ

アロマトリートメントというものを知ります。

授業でもマッサージオイルを作ってマッサージをし

実際にスクールが運営するサロンに体験に行きました。

 

その気持ち良さと言ったら!

整体とはまた全然違う気持ち良さだけど、すっきり!

 

すっかりアロマトリートメントに魅了され、

アロマの資格+トリートメントの授業も増やしました。

全身のオイルトリートメントとリフレクソロジーと2つ受講。

 

そしてすべてを無事クリアし卒業となりました。

その後しばらくは飲食店での仕事に加え、

Wワークでスクールのアロマが運営するアロマトリートメントサロンと

自宅から通える箱根の会員制ホテル内でのエステサロンでアルバイトを始めました。

技術を生かし、レベルアップしたいと思っていました。

しかし、技術を覚えたらすぐにお客様に入れるようになりました。

先輩からそれ以上何かを教わることもなく、一人でこなす日が続きます。

 

ちょうど27歳のことでした。

このままフリーターでどれも中途半端に仕事するのはやめて

ちゃんと一つに絞って仕事しようと。

年齢的に結婚もしないし(する相手がいないから)、

実家暮らしだし、早く自立しなきゃと思う焦りも多分にありました。

そして、レベルアップするなら地元では無理だ・・・

東京なら高いレベルの技術を学べるとふんで、一人暮らしを決心。

そこから仕事探しが始まりました。

 

なかなか思うようなところが見つからず、

スクールの先生にも相談しました。

資格を取ったアロマコーディネーター協会のサイトでも

求人情報出ているよと聞いて、HPをチェックしました。

そこで気になる会社を見つけました。

それから一般の求人誌からもこれはと思うお店がありました。

気になるお店は2つ。

場所は東京だが、西と東でほぼ正反対。

 

しかしなんとなく・・・というカンで

西の青梅市にあるサロンに応募の電話をしました。

そこから人生が大きく変わります。

トータルケアサロン結ができるまで その4

ひたむきに和菓子屋で働いてから2年たったころ、

父が十二指腸&胃潰瘍で胃に穴が開き入院。

自分自身もなんでこんな思いまでしてここで仕事してるんだろうって

思うような出来事が続き、

家の手伝い(父一人でやっている兼業農家のため、農作業)をするため

会社を退職。

 

しばらくは農作業しながら、漠然と整体の学校に行ってみたいと思ってました。

半年またずに父も体調が戻ったこともあり、

整体の学校へ1年通うことに。

そこで東洋医学という考え方や経絡、ツボについても学びました。

肉体的な歪みに、内臓や経絡の問題が関わっているという事も知りました。

ただ歪みを元に戻すだけじゃない、難しさも知りました。

 

結局、卒業後、整体やリラクゼーションサロンで就職活動しましたが

やはり、己の未熟さと技術に対する自信のなさから採用頂いたのも辞退し

再び飲食業の世界へ戻りました。

 

肌がとても弱く、肌に合うシャンプーがずっと見つけられなかったことから

一生このままなんだろうかと思っていたときに

たまたま図書館で「お風呂の愉しみ」という本を見つけました。

手作り石鹸バイブル的本です。

今でこそ手作り石鹸は健康を気にする方の中では作る方も増えていて

たくさんの手作りソーパーさんたちがいますが、

著書の前田京子さんは手作り石鹸の先駆け的な存在の方です。

 

その本には、手作り石鹸は肌に優しく、肌が弱い方にとてもよく

顔、体だけでなくシャンプーもできると書いてありました。

石けんシャンプーなんて当時の私には目からうろこ!

それから前田京子さんの「オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る」

石鹸作りの実践テキストを手に入れて、

いざ、初めての手作り石鹸の世界へ!

 

最初は苛性ソーダの取り扱いにドキドキしながら

トレースがいつ出るのかと1日がかりでヤキモキしながら

なんとか型入れまで持っていき、そこから1ヶ月の熟成期間を経て

初めての手作り石鹸ができがった時の嬉しさと言ったら。

 

解禁日にその石けんをお風呂に持ち込み、

使ってみたら、その肌への使用感の良さと言ったら!!

髪の毛はシャンプーから石鹸へ切り替えるには

移行期間みたいなものがかかるかもと書かれていましたので

それにしたがって実行し、最終的には美容師さんにも

良い髪だと褒められるまでになりました(●^o^●)

 

シャンプージプシーをし続けて20年。

ようやく見つけた自分に合うシャンプーですから

手作り石鹸の世界にのめり込まないはずがありません。

 

より使い心地がよくて、より髪質が良くなる石鹸を求めて

試行錯誤の日々が続きました。

石けんノートなるものを作り、配合と使用感を研究しました。

レシピ本もたくさん読みあさりました。

その中で、エッセンシャルオイルと出会いました。

香りづけや薬効効果があるので、石鹸に加えるといいと。

 

そこから今度はアロマの世界へ導かれるように入っていきました。

香りには人工のものと天然のものとあり、全然違うという事。

本を買ってみたものの今一つ理解しきれず

アロマテラピーの単発講座に参加するようになりました。

で出会ったのはこれはちゃんと学んだ方が良い!ということで

仕事しながらアロマテラピーの学校へ通い始めたのです。

それが20代半ば過ぎの話です。

 

トータルケアサロン結ができるまで その3

学生の当時、親からのすすめもあり、エネルギーワークを

やり始めました。

そのご縁で、お世話になった整体の先生は気功のようなエネルギーワークを

整体と同時にやってくれる女性のO先生でした。

 

とても面白い方で、大学卒業後、和菓子屋さんに就職してからも

ストレス発散も兼ねて、仕事柄腰痛が出るのでずっと通って3年たったころ、

ふとあれだけあった副鼻腔炎の症状が和らいで

風邪ひいて鼻が出るとき以外、つらくなくなり、

匂いや味がわかるようになっていました!!

これに気付いたときはとても嬉しかった。

やっと解放された~って思いました。

 

身体を整えると、病気は良くなる!と

この時に身をもって体感しました。

病院じゃなくても薬じゃなくても

病気が治るんだという経験は

このことが大きかったと思います。

 

それからも数年、先生が辞めてしまうまで通っていました。

こういう人を癒す仕事もあるんだなぁと興味を持ち始めたのはこの頃です。

O先生に話を聞いたりするようになりましたが、

この仕事は大変だよっていつも言っていました。

そして整体の先生は途中から、小林正観さんという方の事務所に

お勤めするようになっていました。

 

小林正観さんは、作家さんです。

今でこそ齋藤一人さんやスピリチュアル、生き方など

たくさんの本が出ていますが、その当時はまだ珍しい方だったと思います。

唯物論者がスピリチュアルなんてないということを証明するために

色々実験したら、逆にあるらしいと証明してしまった方です(笑)

 

なので、通っている間はありがとうの言霊の話や

色んなものの考え方の話、不思議な話、食の話など

たくさん話してくださいました。

 

幼少のころから、人はなぜ生まれてくるのか、

魂の出どころや死後はどうなっているのか?

これだけ人口が増えているのに、魂はどこから増えるのか?

廻転生するのなら、魂はもとからたくさんあるのか、増減するのか?

とかそんなことを日頃考えていた変わった子供でした。

 

また弟が聴覚障害で生まれてきたことで

我が家にはたくさん大変な事があり、

霊能者さんにお家を見てもらって、石垣に神様?がいるから

ちゃんと祀ってお水とお塩を毎日あげるように言われて

弟の環境が良くなったりなどと

目に見えない何かの世界があるんだと身近に感じていたので

見えない世界については何の違和感もなかったし、

おかげでそういった目に見えないものが現実に影響することを

身をもって体験してたから、私にはそういう下地が備わったんでしょう。

トータルケアサロン結ができるまで その2

記憶をさかのぼる限り、

私は小学校低学年の頃から体温が低く常に35度台。

だから、風邪などを引いて熱が微熱であってもとても苦しかった記憶があります。

そのくせ滅多に高熱になることはなく、

なる時は39度近くまで上がるような感じでした。

 

その当時を母曰く、

幼稚園の頃から体が弱く、良く熱を出して園を休む子で、

お菓子ばかりを好んで、お前はお菓子で育ったようなものだ、と。

 

今考えれば当然のことですが(笑

 

実家は昔から続く兼業農家で貧しく、

また自身が病弱だった母は栄養や食、健康について学び、

母なりにいろいろ試行錯誤してやってくれていました。

 

それでも、

低体温で、冷え性

毎年のしもやけ。

腰痛。

お腹が弱く、すぐこわす。

副鼻腔炎で常に鼻づまり、鼻水。

肌が弱くて乾燥肌。

だからシャンプーやボディソープが何を使ってもあわない。

それが当り前な子供でした。

 

特に小学校3年か4年生の夏に

麦茶をあまり作らない年があり、頂き物のカルピスを

麦茶代わりに飲んでいたらひと夏であっという間におデブちゃんの仲間入り。

常に親戚からも、あら~、体格がいいわねぇと言われていました(^_^;)

 

中学に入っても、高校に入っても体質は変わらず

相変わらず、甘い物、炭水化物、食べることが大好きだったため

ずっと体調はいつもなんだかすっきりしない。

 

進路は当然食べることも作ることも好きだったので

製菓学校に行くか、母のすすめである栄養士になる道の2択しかありませんでした。

結局大学に受かったので、管理栄養士専攻科のある四大に進学し、

卒業後、国家試験を受け管理栄養士になりました。

 

その頃、小学校の頃からずっと副鼻腔炎で通院していた耳鼻科。

一向に良くなる気配はなく、むしろ副鼻腔炎が悪化し

この頃には匂いや味覚もなくなってきて医師から手術をすすめられました。

しかし、したからといって治るわけでなく、

再発したらまた手術とも・・・。

 

母は手術には反対で、病院以外で体質改善をした方が良いと

その時に知り合いのエネルギーワークと整体をやってくれる先生に

月に1~2回のペースで通うようになりました。

 

この辺りから、人生の方向が変わり始めます・・・。(続)

トータルケアサロン結ができるまで その1

トータルケアサロン結musubiは

2016年6月29日にオープンしました。

 

サロン名は

病気になりにくい体つくりをコンセプトに、

身体と心と魂を結ぶ。

良い物を作る生産者さんを応援し、それを求めいている消費者を結ぶ。

物と人をつなぐ。

人と人をつなぐ。

という意味を込めて、

また、

むすび【産霊】【魂】【産巣日】

(古くは〈むすひ〉といい、万物を生み成長させる神秘で霊妙な力のことをいう。)

とかけてをゆいと読ませずにむすびとしました。

 

身体のメンテナンス、

心のメンテナンス、

生き方の見直しができるように

 

*食を扱うカフェ

*自然療法を主体としたエステ&整体

*セルフケアグッズショップ

を併設した店舗となっています。

これだけのものが1店舗にすべてそろうお店は日本全国でも珍しいと思います。

 

なんでそんなサロンをオープンしたのかというと

健康や幸せは、どれか一つだけでは成しえないという自らの経験から。

 

そんな結論になった経緯をこれから少しお話したいと思いますので

興味のある方は読んでみてください。

きっとこのサロンのことが、

存在意義がお分かりいただけるのではないかと思い、

私自身のことを少し振り返ってみたいと思います。