ある自然療法セラピストの独り言

結musubiの店主が実体験をもとにご提案する体と心と魂のための健康のアレコレ。

facebookページでも随時情報発信しています。 https://www.facebook.com/sizenryouhou.musubi/

アトピーの始まり

私がアトピー性皮膚炎になったのは

27歳くらいの時です。

東京で仕事をしだして一人暮らしを始めてから。

 

仕事が大変で帰宅が毎日午前様。

自炊がたまにしかできなくて

3食がコンビニ、冷凍食品、近所のファミレスなどの外食のどれか

というような生活をしていました。

神奈川の片田舎から東京へ出て水も変わりました。

 

セラピストとして仕事をしていましたが

1年を過ぎるころから徐々に手の甲に手荒れが出るようになりました。

最初は手もしょっちゅう洗うし、ホットタオルも使うから

手の油分も取られてしまうからかなと思っていました。

 

ところが、徐々に悪化して範囲が広がっていくのです。

そのうち手の平にもできるように・・・。

強いかゆみと小さい発疹のような水泡が出始めると、皮がはがれて汁が出る。

治りきらないうちに、下からどんどん水泡が出てくるのです。

 

仕事に差し障るのでまずいと思い病院へ。

 

アトピー性皮膚炎ですね」と診断されました。

 

処置でステロイド入りの軟膏を塗りたくられ、

保湿剤とステロイド剤を処方されました。

 

ステロイドの怖さはずっと聞いてきたので

やだなぁと思いつつも、仕事するには手を治さねば!と思い

しばらく塗り続けていました。

 

ステロイドは本当に効きます。劇的に。

夜かゆみで寝られないこともあったり、かきむしってボロボロなのに

塗って寝ると、翌朝には炎症が治まりかゆみもなくなるのです。

そうして朝と晩と塗っていました。

 

良くなるのでもう付けなくてもいいかなぁと止めると

途端に手が真っ赤になり発疹がたくさん出て塗る前よりもひどくなる!!

塗り続けると効かなくなって薬が強くなる怖さ。

だけど塗らないともっと症状がつらくなるという魔のループです。

 

しかしながら、アトピーは良くなるどころか、

まますますひどくなり、手の甲手の平にはまともな皮膚がなくなり

次第に手首から肘へと範囲が広がっていきます。

 

手の平がひどくなれば、傷口のある手でお客様に入ることはできません。

しばらくはセラピスト用の極薄のゴム手袋を使っていました。

しかしそれも限界が・・・。

 

その当時、社長はエステで使っている植物オイルを変えてくださったり

新たに始まったエドガーケイシー療法などの自然療法のアドバイス

それから市販のお茶やお肉を止めることや、

プラセンタサプリメントが良いとアドバイスを下さり試しました。

しかしながら、これと言って思うような結果が得られませんでした。

 

そうこうしているうちに顔にも症状が出るようになりました。

最初は右頬から。そして左頬にでき、

目の周りに発疹ができ、かゆみと皮膚がはがれおち

汁が出るようになっ範囲がどんどん広がり、ついには首まで

症状が出るようになりました。

 

そうして、やむなくセラピストの仕事から外れ、フロントと事務方に。

これがアトピーの始まりでした。

トータルケアサロン結ができるまで 最終話

そんなことを悩んでいる間にも現実は動いてきました。

 

キャリアのある整体の先生から

それだけの腕と技術を持っていて自分の店を持たないなんてもったいないと。

手伝ってあげるから、お店を出しなよって言われました。

 

それからとんとん拍子に実家に土地があるからそこに建てなさいと

勧められ、数か月で実現する運びに。

そうしてトータルケアサロン結の構想が出来上がったのです。

 

どうせやるなら

今までやってきたこと、培ってきたこと、学んだことはすべて注ぎ込みたい!

身体も心も魂も整えられる、心のケアツールもある、

健康になれる食の提供もできるサロンにしたい!

単に良いという程度のものではなく、

これさえあればという必須のセルフケアのためのツールと、

メンテナンスのための高い技術のエステと知識の融合で他に行っていないコースを。

絶対来たら元気になるサロンにしたい。

そして良い物を作る生産者さんを将来に残すためにも

絶対に応援して支えていかなければいけないし、

そんな生産者さんを知ってもらいたい。

人も物も魂も繋いでいく・・・「結」という意味を込めて

そして万物の生まれるエネルギーである産霊(むすひ・むすび)と

かけてトータルケアサロン結musubiは

2016年6月末にオープンしました。

 

だから本当に自分で言うのもなんですが、良いお店なんです!(笑)

 

 

結局、本当の自分のやりたいことは?と悩んでること自体おかしくて

今やりたいかどうか?それが全てでそれだけでいいんだと思っています(*^_^*)

やりたいことなら、何をおいても行動しているし、

そんなでもないなら、何かと理由をつけて後回しにしたりするように

人はできているから、途中で軌道修正したっていいし

正解は一つだって考えることがそもそも間違えなのかもしれません。

トータルケアサロン結ができるまで その10

マクロビオティック

オーガニック、

ベジタリアン

ファスティング

ローフード、

ファスティング

グルテンフリー、

ナチュラルハイジーン・・・

 

世の中を見てみると色んなキーワードがあって

そこからもたくさんの知識と経験を得られました。

どれも試してみました。

でも、どれにも善し悪しがある。

パーフェクトはなかったんです。

 

ある人は治ったかもしれないけど、

ある人には全く効果がない、

むしろ逆効果という人も・・・。

 

人は同じ症状でも同じ原因とは限らないけど、

でも似た傾向はあるということは良くわかりました。

 

ある講演会で聞いたのは

食では限界があるということでした。

いくら気を付けても根性が悪かったら治らない!という

言い方をしていました(笑)

食よりもその人の考え方次第なのだと。

その先生は重度の精神疾患患者、麻薬患者、自殺未遂患者など

病院からさじを投げられた人たちを食とカウンセリングだけで

改善してしまう先生でした。

 

どんな病気でもある程度は良くなるんです。

どんな療法であっても、やったらやっただけの答えはあると。

しかし、根本はその人の生き方・考え方だと。

 

何をやっても良くならない私のアトピーは心の問題!

一体どんな思考がダメなんだろうと、内面探求の旅が始まりました。

 

私は長女で生まれ、障害を持つ弟と年の離れた妹を持ち

はしつけの厳しい昔ながらの農家が実家。

ずっといい子で育ってきたんですね。

だから、自分がやりたいことよりも、正しい事、世間がいう事、

良いと言われること、こうでなければならない、こうあるべきだという理想が

ひとよりもずっと高く育ってきました。

 

だから健康のお手伝いをするサロンなのに

自分のアトピーが治せないなんて矛盾していないか?

そんなんでいいの?それで人に伝えられるの?ってどこかで囁くんです。

私は完璧主義者なんです。だからそれがとってもストレス!

でも表向きはプライドも高いからそんな風には見せません。

 

きっと仕事がうまくいかないのも、どこかでアトピーがあるからと

逃げ口上に利用していたのかもしれません。

だからアトピーであることが辞められないのを自分で選んでいたんだ!!

ってやっと気づけたんです。

 

それはある日、届いたメルマガを読んでいると

整体師がアトピーで何がいけないのか?ってことが書いてあったのです。

それは恥ずかしい事でも、欠陥でもなんでもないと。

 

私はアトピーをずっと悪い事だと思っていた。

アトピーを引き起こしてしまう悪いことが改められていないから。

アトピーになったからこそ気づいたたくさんのことがあるから

感謝はしているけれど、どこかでずっと悪いことだという

罪悪感があったんでしょう。

 

それで、あぁ、別にアトピーだっていいんじゃん。

アトピーである私が伝えたって、良い物は良いものだし

改善できる方法には間違いないし、実際に良くなっている人もいる。

 

そうやってやっと開き直れたとたんに、自分がアトピーでいいって許せたとたんに

アトピーが一気にきれいに治ってしまったんです!!

完璧主義でアトピーにこだわっていた自分が、

アトピーを作っていたんだとき気づいた瞬間でした。

心と体はつながっていて、心の方が比重が大きい。

これを体感した瞬間でした。

 

それからも内面探求は続いていました。

もうひとつの悩み、本当の自分は何がしたいのか?

自分ではやりたいようにやってきたつもりなんです。

 

けれど、本当はずっと自分の物差しではなく、他人の物差しで

生きていることに気付いてしまったんです。

きっかけは仕事の先輩との会話でした。

 

そこから悩みました。

私って何をしたいのか・・・考えても出てこないし、さっぱりわからない。

やりたいことやってきたような気がしていた。

でも、それは良い事だからやってきたんではないのか?

もうドツボにはまって、どっぷりです(^_^;)

 

高額なコンサルも受けました。

自己啓発セミナーにも行ってみました。

スピリチュアルな本もたくさん読みました。

 

でもやっぱり私というものがわからない。

もがいて、もがいて・・・。

ひとまず諦めました(笑)

 

今やっている仕事は純粋に楽しい。

人の役に立てることはとっても嬉しい。

勉強することは楽しい。

なら誰に認めてもらうよりも、自分が良しとするならいいのかも・・・。

 

でも。ってたまに頭の中でささやきます。

もやもやはずっと晴れません。

トータルケアサロン結ができるまで その9

その後も顔だけはずーっとアトピーのまま。

一時期よくなっても、また出たり、

手もたまに出たり治ったりの状態。

 

そうやって新しいことを常に学ばせてもらいながら約10年。

結婚を機に地元に戻ることになりそのサロンを退職しました。

 

旦那になる人が美容師で自分のサロンを持っていた人だったので

結婚したからといって今までやってきたことをやめてしまうのは

あまりにもったいないと周りのすすめもあったし

私自身、専業主婦になる気もなかったので

旦那のお店の一角を借りてちっちゃなエステサロンをすることになりました。

 

それが独立の最初。

Esthe works H3の誕生でした。

かといって十分にお店が回せるほどではなく

ご縁があった箱根のサロンにお手伝いに行ったりもしていました。

旦那が同じ店で仕事するなら美容師免許もあった方が良いということで

美容師になるつもりはなかったのですが、

働きながら通信の美容学校へ通うことに。

 

その間にもどうしたら仕事がうまくいくのかとか

成功哲学とか、自分についての探求とか、人間性とか

そういう勉強の日々になります。

自分で独立して初めて、今まで前のサロンで叩き込まれてきた

一つ一つのことが全て生きているのがわかりました。

それをどこまで実行、実践できるのかと試されているようでもありました。

 

アトピーはというと

結婚して地元に戻れば、仕事をフルでやらないから体も楽になるし、

ご飯もちゃんと作って実家の無農薬野菜も多く採れるから

そのうち良くなるだろうと

正直半分高をくくっていた部分もありました。

 

な・の・に!

一向に良くならないのです!!

 

なぜ?

これだけ生活も食も改善されているのに良くならないの~~(>_<)

っていう悩みに陥り、並行してこのアトピーがどうしたら治るのか

ずっと答えを探し求めてきました。

 

幸いフェイスブックというツールを使うようになり

そこから様々な情報を得ることになりました。

 

食品添加物の害、化学物質の害、

農薬と化学肥料の農業の問題、

水の問題、

様々な食にまつわる問題。

世界の裏側で何が起こっているのかということ。

そして、心の問題。

 

私が考えていたよりも、添加物の害は

もっとずっと体に影響があるということ。

入れないことと、入れてしまった毒をどう抜くかを考えなければならないこと。

 

実は東京で仕事をしていた約10年。

仕事の忙しさで自炊はあまりできず週に1回。

ご飯だけ炊いてお弁当は冷食、コンビニ、ファミレスの日々。

野菜ジュースを活用しながら

夜はへたするとレトルトご飯に納豆だけということも多かったのです。

今考えればそんな生活していればおかしくなるのも当然と思えるのですが

その当時はバランスを取ることを考えても、食材そのものに力がないとか

それ自体がすでに害になると思いもいたらなかったんです。

 

だから、〇〇療法という食改善法を学んでも

結果がついてこないのです。

グリーンスムージーをやっても、結果の出ないお客様もいました。

今ならなんで結果が出ないのかも答えられます。

 

それからアトピー完治に向けて試行錯誤、人体実験の日々が始まります・・・。

トータルケアサロン結ができるまで その8

そのサロンでは

病気になりにくい体つくりをめざし、身体と心と魂を結ぶエステを提供し、

お客様を幸せにすることがサロンの目的でした。

 

社長はお客様が幸せになれるならどんなお店でもよく

自分が死を覚悟するほど落ちたときの経験から

何かあった時に駆け込めて、元気になれる店があったらと

を立ち上げました。

 

たまたま一番手っ取り早いツールがメイクだったので

最初はメイク専門のお店。

そこから肌トラブル相談を受けるうちにフェイシャルエステ、

その原因を追究しているうちにサプリメントアロマテラピー

リフレクソロジー、ボディコースができて私が入社した時の形になりました。

 

新店には岩盤浴もあり、しかもそこはエネルギー発生装置

(光量子エネルギーを使った最先端のナノテクノロジーを使った

エネルギー岩盤浴でした。なので岩盤浴ルームには地球が生まれたときの

クリーンな空気が漂うという触れ込みのパンフレットになっていたかと

思います・・・確か)

 

社長はオープン当初から20年近くたって形は変わっても

コンセプト、言うことは同じです。

心のケアなくして、健康も美容もあり得ないのです。

 

だからアロマテラピーという言葉もない時代から

心のケアを一番大事にしていました。

なので非常にカウンセリングに何よりも力を入れています。

エステ技術、商品なんて言うのは1回で結果を出して当たり前!

なので予約効率が下がってもお客様との対話を重視しました。

 

今でこそスピリチュアルとか、自己啓発とか、

魂や感情や心を扱うものが当たり前になってきましたけど、

20数年前は見えない世界はオカルトか宗教か、みたいな時代のときに

そういう話をしていたので、お前のところは宗教かと

お客様の親から言われたりすることもあったそうです。

 

その中で、自然のものがどれだけ人を癒すか

経絡や見えないエネルギーや魂までケアできるのか

全てわかっていた社長でしたので、

エステのどのコースにも見えないエネルギーまでケアできるように

あらゆる要素が含まれていますし、

実際にお客様にも可視化できるように、オーラ写真機、経絡測定、

Oリングテストなどいろんなものができるようになっていました。

 

ハーブサプリメント、フラワーエッセンス、エドガーケイシー療法、

アーユルヴェーダパワーストーン、ホ・オポノポノ、言霊、

アロマセラピー、チャクラ、経絡、オーラ、ビワの葉療法・・・

それからもちろん肉体とのつながり、物質的なことも。

ありとあらゆるものが1店舗で揃うスペシャルエステサロンでした。

全国探してもこれだけのことをやっているサロンはないのでは?

と、今でも思ってます。

 

実際、社長は直観で物がわかってしまう体質で

ご本人は霊能者ではないと言っていましたが、見えるわけじゃなくて

わかってしまうという言い方をしていました。

 

実際にこんなことがありました。

スタッフ全員と社長とのミーティング中に

私の顔を見た社長がいきなり話をさえぎって

家には木彫りのこれくらいの大きさのこんな形の像はか何かあるか?

と言われたことがありました。

それが私を守ってくれているとも。

すぐ言わないとその場で流れてわすれてしまうからと伝えてくれたことがありました。

その後の休みに帰省してそれらしきこけしがあったので

(亡くなった祖母がそういうのを集めるのが好きだったそう)

持っていって見てもらおうとスタッフルームに置いておいたら

気味が悪くて他のスタッフを驚かせてしまったのは余談です(笑)

トータルケアサロン結ができるまで その7

新規オープンまではあと1ヶ月。

それまでは元の母体のサロンでの研修となりました。

O先輩とS先輩と私より数か月前に入社した3人の仲間。

そして社長。

 

事務的な事から、実務、エステ実技研修、接客研修、

そして社長による人間性を磨く研修につぐ研修。

毎日が朝から午前様まで休憩時間をのぞく勤務時間全てがノンストップ。

考えている暇も、ぼーっとする暇もない。

そんな時間があると、時間を無駄にしていると怒られます!

 

その当時、

精神的に幼かった私はひとから強く怒られることに慣れておらず、

毎日毎日叱られては、仕事のできない自分にへこみます。

特にたくさん研修をしてくれる機会が多かったS先輩は

性格と口調がきつく、本当にしんどかった(苦笑)

 

諸先輩方があまりにも仕事ができ、すごすぎて、

仕事のスピードも遅く、ちっとも役に立てるところまで育たない自分に

やっぱり、美容業は向かないのではないか・・・

役立たずの私がこのまま居続けていいのだろうか・・・

最初から誰でもできる人なんていないよと言われつつも、

自信も持てなくて、ひたすらネガティブワールドに突入。

 

でも決して人前で泣くなんて子供のようでみっともなくて

ひたすら耐え続けていました。

 

人を思うからこそ、育てようと思う愛情があるからこそ

厳しくもなるわけですが、その時は気づく余裕もなく。

 

いざ新店がオープンして、新店に配属されてからも

研修、仕事、研修、仕事、研修・・・で叱られる毎日が続きます。

ほぼ毎日午前様。

体力があると思っていた私も自炊する元気もなくへとへとでした。

 

せっかく引越しまで手伝ってくれて

家も出てきたのにすぐに辞めて帰るわけにはいかないと

でも、限界かも・・・と心が揺れ動きます。

1ヶ月がんばってみよう、無理ならやめよう・・・

もう1ヶ月がんばってみよう、無理ならやめよう・・・

そんなこと毎月繰り返しをしていました。

 

そんなこんなで半年くらいたったころでしょうか。

ある日の夜、フロントで仕事をしていた時に

社長が先に出られるためフロントを通った時に

「大丈夫?しっかりがんばりな」って背中をたたいてもらったことがありました。

見るからによほど生気もなくまいっていたのでしょうね(^_^;)

そうやっていつも見ていないようで全部スタッフのことまで

見ていてくれている社長でした。

 

またそんな様子の私をS先輩も見かねたのか

小さいお部屋に呼んでくれて、

実は私も入社したころはね・・・と、私と同じような境遇で

出社前には吐き気を催すほどだった話をしてくれました。

それをどう乗り越えたのかとか、苦手だった接客や笑顔についての

アドバイスや本まで教えてくれました。

そこで私は積もり積もったものがあふれ出て号泣(笑)

 

ホント子供だった自分を恥じました。

先輩の優しさにも感謝しました。

 

だからといって、今までと同じように出来るまで叱るからね!とも

念を押されましたが(笑)それに感謝できる自分になりました。

そうやって人としても先輩や社長からたくさん育ててもらいました。

 

そうして1年半が過ぎることにアトピー性皮膚炎を発症しました。

最初は手でした。

手荒れかなと思ってましたが、ひどくなっていく一方。

そうこうしているうちに、ひじの方まで出るようになったり

首から顔にかけてもかなりひどく症状が出るように。

 

皮膚がボロボロになってかゆみもひどく

つねに汁が出てきてしまう感じでした。

もうそうなるとエステの仕事どころではなくなってしまい

お客様に入れないので、セラピストからははずれました。

こんなぼろぼろの私でもフロントとして仕事をさせてくれました。

こんなひどい顔で、こんな汚い手でよくエステサロンで雇ってくれたと

今でもありがたいと思います。

 

最初は病院にも行きました。

しかしステロイドを処方され、保湿剤をだされるだけ。

塗った直後は赤みも引いてかゆみも薄れキレイになるのです!

しかし、塗らないと最初よりも症状がひどくなりますから

塗らないわけにはいかなくなる。

 

でもステロイドの怖さは以前から聞いていたので使いたくない・・・。

 

そんな時に社長はあれがいい、これが効くと色々情報をくれて

そういった商品もお店で扱ってくれるようになりました。

良くなりたい一心でひたすらサプリやら超純水やら試しました。

自分でも調べて、お肉を断ったり、甘い物を断ったり。

ひまし油パックをしたり、エドガーケイシー流の食やリンゴファンスティングなども。

サプリメントも、高純度のプラセンタ、ハーブサプリ、ミネラルの入った酵素

そんな中、その当時一番効果があったのが酵素サプリメント

まだ酵素なんていうものが流行り始める前のこと。

酵素を飲んだ翌日は皮膚の回復が早い事に気づきました。

またミネラル含有量の多いサプリメントも皮膚の回復を助けるんだと感じました。

 

そうして手のアトピー酵素をガンガン飲んだおかげで

なんと3ヶ月できれいになったのです!

 

その当時のお店のスタッフブログにつづっています↓

http://ameblo.jp/na160373/entry-10598965656.html

 

でも顔は良くならなかったんです。その当時の顔の状態。

すっぴんです(笑)↓

http://ameblo.jp/na160373/entry-10603043144.html

トータルケアサロン結ができるまで その6

応募した先は東京でも西の青梅にある

ちょうど新規オープンの岩盤浴&リラクゼーションサロンという業種。

しかも元の母体はバリバリのエステサロンでした。

後から知りました・・・。

 

美容には全く興味のなかった私が

肌も弱くほぼすっぴんだった私が

そんなサロンに果たして勤められるのか・・・。

 

ひとまず面接に向かうと

とても美しくて若い女性の方が面接官。

後で知って驚きましたが、そのエステサロンの社長でした!

 

易も勉強していたし、色んなことがわかるといっていた社長は

私の性格を当てながら(笑)話を進めていきます。

 

今でも鮮明に覚えているのは、

女性ばかりのサロンはとかく陰口や悪口など陰でこそこそいうけれど

うちではそれをやったら即刻クビにします!と。

言うなら本人に直接はっきり言うようにということ。

 

それから、うちのサロンはよそと比べて半端なく厳しい。

けれどよその店で10年働いて覚えることを3年でできるようになるよ。

とおっしゃっていたこと。

 

厳しいけど、どうする?

今ここでやるかやらないか返事がほしい、と言われ、

ぬるま湯の仕事が嫌で、仕事ができるようになりたくて来たんだから

やります!と即答しました。

 

それから右も左もわからないため、

引っ越し先からすべて面倒見てくださり

仲間は家族同然のようにあつかってくださる

スタッフの皆さんに感銘を受け面接から2週間で

引っ越しも完了し、仕事開始となりました。

 

そこから私にとっては最初の苦難がきます。