ある自然療法セラピストの独り言

結musubiの店主が実体験をもとにご提案する体と心と魂のための健康のアレコレ。

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アトピーの始まり

私がアトピー性皮膚炎になったのは

27歳くらいの時です。

東京で仕事をしだして一人暮らしを始めてから。

 

仕事が大変で帰宅が毎日午前様。

自炊がたまにしかできなくて

3食がコンビニ、冷凍食品、近所のファミレスなどの外食のどれか

というような生活をしていました。

神奈川の片田舎から東京へ出て水も変わりました。

 

セラピストとして仕事をしていましたが

1年を過ぎるころから徐々に手の甲に手荒れが出るようになりました。

最初は手もしょっちゅう洗うし、ホットタオルも使うから

手の油分も取られてしまうからかなと思っていました。

 

ところが、徐々に悪化して範囲が広がっていくのです。

そのうち手の平にもできるように・・・。

強いかゆみと小さい発疹のような水泡が出始めると、皮がはがれて汁が出る。

治りきらないうちに、下からどんどん水泡が出てくるのです。

 

仕事に差し障るのでまずいと思い病院へ。

 

アトピー性皮膚炎ですね」と診断されました。

 

処置でステロイド入りの軟膏を塗りたくられ、

保湿剤とステロイド剤を処方されました。

 

ステロイドの怖さはずっと聞いてきたので

やだなぁと思いつつも、仕事するには手を治さねば!と思い

しばらく塗り続けていました。

 

ステロイドは本当に効きます。劇的に。

夜かゆみで寝られないこともあったり、かきむしってボロボロなのに

塗って寝ると、翌朝には炎症が治まりかゆみもなくなるのです。

そうして朝と晩と塗っていました。

 

良くなるのでもう付けなくてもいいかなぁと止めると

途端に手が真っ赤になり発疹がたくさん出て塗る前よりもひどくなる!!

塗り続けると効かなくなって薬が強くなる怖さ。

だけど塗らないともっと症状がつらくなるという魔のループです。

 

しかしながら、アトピーは良くなるどころか、

まますますひどくなり、手の甲手の平にはまともな皮膚がなくなり

次第に手首から肘へと範囲が広がっていきます。

 

手の平がひどくなれば、傷口のある手でお客様に入ることはできません。

しばらくはセラピスト用の極薄のゴム手袋を使っていました。

しかしそれも限界が・・・。

 

その当時、社長はエステで使っている植物オイルを変えてくださったり

新たに始まったエドガーケイシー療法などの自然療法のアドバイス

それから市販のお茶やお肉を止めることや、

プラセンタサプリメントが良いとアドバイスを下さり試しました。

しかしながら、これと言って思うような結果が得られませんでした。

 

そうこうしているうちに顔にも症状が出るようになりました。

最初は右頬から。そして左頬にでき、

目の周りに発疹ができ、かゆみと皮膚がはがれおち

汁が出るようになっ範囲がどんどん広がり、ついには首まで

症状が出るようになりました。

 

そうして、やむなくセラピストの仕事から外れ、フロントと事務方に。

これがアトピーの始まりでした。